心躍る 月曜の朝の出来事
12月16日(月)早朝、学校周辺歩道をごみ拾いしながら歩いていると、5年男児1名が登校してきました。ニコニコしていました。「〇〇おはよう、いつもより早いね。」と声をかけると、「校長先生、何してるの。」と尋ねてきたので、「歩きながら、ゴミ拾いしてるよ」とこたえました。すると、この子は、きょろきょろして、見つけたごみを一つつまみ上げました。「ここに入れてね」というと、私のちりとりに入れました。「行ってらっしゃい!」 わずかな時間
あらためて感じたこと
微笑みある表情で、目を合わせてくれることが、こんなにも幸せな気持ちにさせてくれるんだと。
「僕にもなにかできるかな」と、その時できることをとっさに考えて、一人でも行動にうつすこと、かっこいいなと思いました。
最近、ごみを見つけても「きたない」「手が汚れる」という子供・若者がいる中で、いとわずさっと手を汚しながらごみを拾う姿。さりげなく、迷いのない行動に、私は素敵な子だなと思いました。きれいな心の持ち主の手は汚れている・・・私の尊敬する方々は、手を汚して、家や環境をきれいにして、そして汚れた手を洗っていました。
朝から、うれしさに包まれました。この子のやさしさは・・・きっと家族の姿を見て身に着けたんだろうな・・・にじみ出る美しい心・・・あらためて子供が人として立派な行いをさりげなくしている・・・心おどる月曜の朝でした。 校長 松田